今回は、AATのスーパーコンペティションという車です。
AATというメーカーは実はあまりよく知らないんですが、当時の1/8エンジンRCカーの国内メーカーだったようです。
トドロキのロードエースなんかと双璧をなすレーシングカーを作っていたメーカーらしいです。
しかし、海外の4独サスカーや京商のファントム20EXP4WDなどの新メカ搭載車の台頭により、この時点でもはやマイナーな存在になっていたようです。
当時、サスペンションを持たない車(リジットアクスル)のことを、フラットパンとかコンベンショナルカーなどといっていましたっけね。
このAATスーパーコンペティションもいわゆるコンベンショナルカーでサス機能は持っていませんので、構造は昔ながらのレイアウトですね。その分価格が安いってことね。
そういえば、このAATってメーカーはもう少し後で、クカラチャという4独サスカーを開発するんだよね。
サスカーといっても構造はシンプルで、確かリアサスはデルタイーグルのサスをもっとコンパクトにしたような感じで、二次減速を持たないダイレクト駆動方式だったような。
フロントサスはよく覚えていないけど、やはりかなりシンプルな構造だったような・・・キングピン式?
このクカラチャというモデルは市販前提で開発されたけど、当時の社長さんが他界してしまって、結局販売されなかったとか。 これも、ちょっと記憶が曖昧だなあ。
その後はもうAATっていう名前を聞くこともなかったっけ。
「石原直樹のNEW CARハードチェック」 Vol.12
写真 ラジコンマガジン 1982年2月号より
コメント
始めましてはっさんと申します。CRCMという1/8クラシックレシング同好会の様な会の物です。是非こちらのサイトにもお立ち寄り下さい。CRCM BBSで入れます。よろしくお願い致します。ファントムは、良く走るフラットパンですよ、SPLには知らせに行きましょう。
はじめまして。コメントありがとうございます。
当時の1/8は熱かったですよねー。日々進化するマシンに夢中になったものです。
それにしてもすごいメンバーですね。
私の憧れの人、石原氏もご健在と言うことがわかり何より嬉しいです!復活しないのかな?