自転車用空気入れ(携帯型ポンプ)の選び方

自転車のタイヤの空気は何もしなくてもぬけていきます。チューブの性能にもよりますが1ヶ月何もしないと、明らかに空気圧不足になり走行抵抗となったり、パンクの原因になります。これは、スポータイプの自転車だけではなく、ママチャリでも子供用の自転車でも同じです。タイヤの空気は少なくとも1週間に一度は足してやるのがよいでしょう。

自転車空気入れ(ポンプ)には、自宅で使う大型のフロアポンプと自転車のフレームなどに取り付ける事ができる小型の携帯タイプがあります。

ここでは携帯タイプのポンプを紹介しましょう。携帯タイプは、自転車のフレームやボトルゲージに取り付けたり、バッグに収納できるよう小型に作られています。

自転車空気入れ(携帯ポンプ)

小型とはいえ、ポンプの目的はタイヤに空気を入れること。小型化のため基本性能を犠牲にしているモデルもあるので注意しましょう。緊急時に使用するものだからこそ、基本性能や作業のしやすさを重視した方がよいのです。

ポイントとしては、

  • 本体を地面において作業できること
    片手でタイヤバルブを押さえ、もう一方の手でポンピングをるタイプは、力が入れにくく疲れます。フロアポンプのように本体を地面に置いて両手でポンピングできるほうがいいでしょう。
  • ホースが伸びること
    本体をダイレクトにバルブに取り付けるタイプの場合、力が入れにくくバルブやチューブをいためてしまうかもしれません。本体からホースが伸びるタイプがお勧めです。
  • 圧力計が付いていること
    携帯タイプについている圧力計の精度はあまりあてになりませんがないよりはマシ。ある程度は目安になります。
  • 高圧に対応していること
    緊急用として考えるなら6気圧以上が確保されていればよいでしょう。携帯ポンプをメインポンプとして使う場合はもっと高圧に対応している必要があります。

このようなスペックを確保しつつ小型軽量のものを選ぶのがよいと思います。

自転車のチューブには、仏式、米式、英式の3種類のバルブが使われています。仏式はロードバイクやクロスバイク、米式はマウンテンバイク、英式はママチャリなど普通の自転車に多く採用されており、空気を入れるときにはそれぞれバルブの形状に合ったアダプターが必要となります。

タイヤは、路面と接している唯一の部品です。空気圧は走りの快適性に大きく影響します。空気圧チェックはこまめに行いましょう。

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