先日のエントリーで、NTTO(日東)のリアバッグサポーターR10(リアキャリア)をサリンジャー号に取り付けようとしたけど、シートステーの形状のため取り付かなかったと書いた。
写真の部品はキャリアをシートステーに固定する金具(クランプバンド)。これがサリンジャー号のシートステーには小さすぎたんだ。本来はクロモリの細いフレームに取り付けるキャリアだからなぁ。
でも、このキャリアはなかなか丁寧に作ってあるし、大きさも丁度いいので、なんとか取り付けできないかと考えていた。それには、クランプバンドを自作するか、代替品を見つけて取り付ける必要がある。
昨日、大きなホームセンターに行き、代替できる部品はないかと物色したけど、いいものは見つからない。仕方ないので、クランプバンドを自作することにした。
で、買ってきたのはこのステンレス板。「ステン曲板」というらしい。450円くらいだった。サイズは386×20mmで厚みは1mmくらい。M3とM4のボルト穴があいている。
とりあえずリアキャリアを仮組みしてみる。
シートステーに黒いテープが貼ってあるけど、この辺にクランプバンドを固定しようと思う。その目安。
シャフトも長すぎるので切断する必要があるなあ。
サリンジャー号のシートステーは横楕円形状。この形状に合わせてステンレス板を曲げ加工しなきゃならない。実際は、滑り止めのゴムシートを巻いた上にクランプバンドを固定するので、シートステーより少し太めに作る必要がある。何か目安になるものはないかと探していたところ、カナヅチの柄の形状が丁度よかった。形状も楕円っぽい。このくらいの太さだな、という所に目安の黒テープ。
で、カナヅチに巻きつけてみた。くるっと簡単に巻けるわけもなく、ペンチを使ったり力技で形を整えた。
左の2個が自作したクランプバンド。同じものを2個作成。曲げる箇所などはボルト穴の位置を目安にした。形状は凸凹で汚いねー。簡単な工具しかないから苦労したんだよ。
仮組みしてみた。滑り止めのゴムシート1mm厚×2枚を巻いた上から取り付けた。いい感じじゃない?しっかり固定できそう。
でもシャフトは飛び出したまま。さすがに長すぎるのでカットする。
糸鋸でシャフトをカットし、断面をヤスリで整えた。
これで作業は完成。作業は3時間くらいかかった。
長くなったので、完成写真は次のエントリで紹介するよ。
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