危険な自転車乗り

スポンサーリンク

寒さに負けて、車(自動車)で通勤することがよくある。

朝、車通勤のときに通る幹線道路で一人のロードバイク乗りを見かけた。30歳くらいの男性だ。

この幹線道路は、片側1車線。道幅は狭く、常に交通量が多く、信号も多い。さらに大型トラックも多く走っている。路肩の路面状態もあまりよくない。道沿いには店舗も多いのでわき道からの車の出入りも多い。車で走るのも嫌になるような道だ。

その道は両側に歩道が整備されている。歩行者はほとんどいない。自転車は歩道を走っている。車道に出たら危ないからだ。前にも書いたけど、ここの車道を走る自転車はいない。ゼロだ。自分も走ろうという気にさえならない。

うまくいえないけど、それくらいごちゃごちゃした道だ。都会ではこんな道はよくあると思うけど、こっっちは田舎だ。自転車が安全に走れる道は他に沢山ある。

でも今朝、その道で車道を走るロードバイク乗りを見つけたんだ。実は、1週間ほど前もこの人を見かけた、そのときは通り過ぎる姿をチラッと見る程度だったけど、この道ではとても珍しいので覚えていた。

今日もその姿をみかけて「ほぉ、頑張ってるなー」と思った。

車種はよくわからないけど、まだ新しそうなロードバイク。買ったばかりかな?格好からしてたぶん通勤に使っているんだろう。結構ファッションは決まっている。普段着でロードバイクに乗るっていうのは格好いいね。街の風景に馴染むね。

messenger

でもね、この人運転がめちゃくちゃ。そのうち死ぬぞという最低レベル。

ほんの2~3分のことだったけど、今日僕が見たそのロードバイク乗りの振る舞いはこんな感じ・・・

・前の車を風避けに使う

トラックの真後ろ1mくらいのところにピタリ張り付いて走り風を避けていた。トラックはロードバイクが張り付いていることは知らないし、ロードバイクの視界にはトラックの荷台しか映っていないはずだ。トラックが加速しても離れようとせず、必死で漕いでスリップストリーム状態で走っている。

・マンホールや路面の継ぎ目をやたらと避ける

なるべく路面の凸凹を避けて走りたい気持ちはわかる。でもそのたびに実に大げさに右へ左へ車体を振る。周りに車がいてもお構いなしに右へ左へと動くのでものすごく危ない。

・足を着けないようにノロノロ運転

信号で止まるときにはなぜか足を付けないようにノロノロと運転する。競輪のかけ引きをしているような感じでフラフラしている。倒れるギリギリのところで、やっと足を付く。ビンディングシューズかと思ったら普通のスニーカーだったけどね。

・つばを吐く

自転車を一生懸命漕いで口に唾がたまってくるのか、信号待ちのときに何度もつばを吐いていた。しかも横に並んだ自動車の真横に。これは運転の仕方というよりマナーの問題だね。

他にも、頻繁に車の横をすり抜ける、信号停止では停止線を守らず横断歩道上で止まる、青になる前に飛び出すなどなど・・・。こんなひどい運転見たことない。本当にこういう自転車乗りがいることに驚いた。

こういう行動から判断すると、この人は自転車通勤初心者なんだろうな。これまでの人生の中で自転車に乗る機会が少なく、さらにオートバイの運転の経験もないはずだ。

いや、もしかしたら逆に、東京でメッセンジャーの経験があり、超エキスパートだからこそできる洗練された都会走りなのかもしれない。まあそれはないな。

どっちにしても、もっと安全な道を走ればいいのになぁ。

コメント

  1. ヒロコ より:

    今晩は
    本日ブログランキングに登録してみましたぁ。
    私も自転車通勤なんですよ。
    パイパス沿いの歩道が結構広いので、車道は走りませんが、結構粋がって走っている人もいますね。
    自分が車であるかのように勘違いしてる感じで。
    交差点で、ほかの車とぶつかりそうになって、罵声を浴びせていましたもの…。
    車道を走るのでも、自分は自転車だってことを自覚して走ってもらいたいですね。
    では、また。