今日は久しぶりの休み。最近は仕事が忙しくて休みの日の出勤が続いていたんだよね。
やっと休みが取れたので、湖西市方面をポタリングした。
今日はかなり暑いからこまめに水分補給しながら走ることにしよう。
初めて走る道。ペダリングは快調。
登坂でもぐいぐい進んでいける。脚が疲れない。暑いけど調子いいぞ。
そんなことを思いながら走っていた。
パンク1回目
帰り道10キロを残して長い登り坂を登りきったらサリンジャー号の様子がおかしい。
パンクだ。後輪がぺちゃんこ。
「あー、やっちまったか。何でパンクしたんだろうなぁ。まあいいや。予備チューブがあるから大丈夫さ。」
15分ほどでチューブ交換完了。やっぱり暑い。
この修理のとき、携帯ポンプの口金の部分が壊れてしまった。これだ。
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中からスプリングが飛び出している。何で?もしかしたら口金のロックを解除せずにバルブから外してしまったか?
パンク2回目
再び走り出す。もうパンク修理なんて慣れたもんさ。
そう思いながら300mほど走ったところでまた調子がおかしい。
パンクだ・・・。また後輪。
何でまたパンクしたんだろう。タイヤの中に小石が入っちゃったんだろうか?
とりあえず自転車を近くの公民館に停めて、修理を開始しようとしたけど・・・
ちょっと待てよ、もう予備チューブはない。
パンク修理キットは・・・持ってない!
ポタリング中のパンクはいつもチューブ交換で対処してきたので、パンク修理キットはもういらんだろうと思って、今日は家に置いてきた。
こんなときに限って・・・
公民館のベンチに座り、うなだれながらどうしようか考えた。
そもそも、何で連続してパンクしたんだろう。おかしいなぁ。
もしかしてチューブじゃなくてタイヤに原因があったか?
そう考え、リヤタイヤを点検してみると、やっぱりそうか。
小さな金属片が刺さっている。これがタイヤを突き破ってチューブに穴を開けたんだな。
最初のパンクの時にどうして原因を突き止めなかったんだろう。初歩的なミスだ。
これでは何度修理しても同じだ。
金属片を取り除き、空気を入れてみるが全然タイヤが膨らまない。
携帯ポンプの口金が壊れているからか、チューブに開いた穴が大きいからか解らないけど、空気は入らない。
もう自走できそうにない。
でも、帰り道はあと10キロある。サリンジャー号を押してて歩くには遠すぎる。
それに暑い。
自転車屋を探す 1回目
こういうとき頼りになるのは、やっぱり自転車屋だよね。
早速スマホのGoogle Mapで自転車屋を探す。
帰りのルート周辺だと、ここから2キロ先に2件あるようだ。
よかった、何とかなりそうだ。
とりあえず、一番近い自転車屋まで自転車を押して行った。
しかし・・・
廃業してるじゃん!
自転車屋を探す 2回目
ふう、気を取り直してもう一件の店に向かう。
その店の前には自転車が数台置いてあるけど、お店はシャッターが降りている。
定休日だ・・・
かまわずチャイムを押す。きっとなんとかしてくれるだろう。
出てきたのはおじいさん。多分店主だ。
「何ですか?」
「パンクしちゃったんですよ、修理できないかと思って。」
「今日は定休日だから。明日ならいいけど。」
「わかっているんですけど、この先戻らなきゃいけなくて。」
「どこまで?」
「○○までです(約8キロ先)。」
「そうなんだ、でも仕方ないよね。」
そう言っておじいさんは奥に引っ込んでしまった・・・
そして、おじいさんはもう戻って来ない。
え・・・あっ・・・そんなに冷たいの?
自転車屋を探す 3回目
仕方ないので、また自転車屋を検索。
帰りのルート周辺では、さら5キロ先に1件ある。
5キロ先・・・
でも、そこへ向かうしかない。
空気の抜けた状態で自転車を押していると、チューブ傷まないかな?心配だ。
何しろ5キロ押して行かなければならないんだ。
もう暑くてフラフラ。必死で歩いて次の自転車屋へと到着。
定休日・・・
シャッターが降りている。そして今度はチャイムが付いていない。
なんて日だ。容赦なく夕日が照りつける。
自転車屋を探す 4回目
さらに1キロ先に自転車屋がある。
ここがダメならそのまま自転車を押して出発点に戻ろう。
期待せずにその店に行くと、営業中だ!
早速パンク修理を依頼。
どうやら、長距離を押して歩いてきたダメージのせいか、チューブに3箇所穴が開いてしまったようなので、チューブ交換してもらうことにした。
店主は、汚いサリンジャー号を見かねたのか、ウエスで拭いてチェーンやディレーラーに注油してくれた。さらにリアホイールのブレ取りまでしてくれた。
修理代1200円。
いいお店でよかった。
これで、なんとか無事出発地点まで戻る事が出来た。
しかし、炎天下に約8キロ自転車を押して歩くのはさすがにきつかった・・・
暫くは自転車に乗りたくないって思ったよ。
今回の教訓
今日のトラブルで得た教訓は、
- パンクの原因を特定しておかないとまた同じようにパンクする
- 予備チューブだけでなくパンク修理キットも携帯すること
- 自転車屋は水曜休みが多い
それから、タイオガのスパイダーペダルは幅が狭いので押して歩くときに足が引っかかり難いこともわかった。
コメント
・100エンショプはなかったのか?
(「パンク修理キット」が置いてある。)
・コンビニはなかったのか?
(ポンプさえあれば修理はビニールテープでも意外と何とかなる::練習しておかないと加減が難しいけど)
はじめして。
パンクしたところは駅前でも個人商店が数件であとは住宅街といった寂しいところでしたから、100円ショップもホームセンターもなかったんですよ。
コンビにはありましたが、ビニールテープが応急処置に使えるんですね。チューブにテープをぐるぐる巻きにするんでしょうか?