クロスバイクにフレームバッグを装着

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手荷物の収納場所に悩む

ポタリングするときにいつも悩んでいたけどなかなか結論が出ない問題があった。それは、「手荷物を何処に収納するか」だ。

見た目だけでいうなら、デイバッグ背負っているのが一番さまになるだと思うんだ。自転車乗りらしい雰囲気はある。僕も、今はデイバッグかウエストバッグを使っている。

でも実際は、身に着けるバッグは体の動きを阻害し軽快感を削ぐので嫌いなんだ。なるべく体は軽い状態で乗りたい。服のポケットに詰め込むのも嫌いだ。とにかく荷物は身に着けたくない。体の動きが妨げられる方法は嫌なんだ。何とかしたい。

荷物を着けないなら、自転車にバッグを取り付けるしかない。今回は自転車装着バッグの検討から装着までの顛末だ。

手荷物は最小限にしようと思っていても、それなりに必要だ。普段のポタリングのときの手荷物は・・・・

  • スマホ
  • 工具(ドライバー2本、6角レンチ4本など)
  • 軍手×2
  • モバイルバッテリー
  • 財布
  • タバコ
  • ライター
  • 家の鍵
  • 予備チューブ×1
  • タイヤレバー×3
  • パンク修理キット
  • など・・・

これに今回からポケッタブルデイバッグを加えてみた。

ポタリング時の手荷物

ポケッタブルデイバッグは写真の一番左のもの。出先で荷物が増えたときのために今後は常備しておくつもり。ポケッタブルデイバッグはSEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラSILデイパック 330イエロー 1700447 330 1700447-330というやつで、折りたたんで袋に入れると手のひらにすっぽり収まるサイズになる。取り出すと普通の大きさのデイバッグになる。当然生地はペラペラ・シワシワだけど、案外しっかりしている。値段も結構する。

現在の手荷物の収納場所

現在の手荷物の収納場所はこんな感じだ。

  1. スマホ・・・ミノウラのスマートフォンホルダー(ハンドル)
  2. 工具と軍手・・・ トピークのフレームバック(トップチューブ)
  3. モバイルバッテリー・・・プロファイルデザインのフレームバッグ(ダウンチューブ)
  4. 財布、タバコ、ライター、鍵、予備チューブ、タイヤレバー、パンク修理キット・・・デイバッグ又はウエストバッグ
  5. ポケッタブルデイバッグ・・・現在なし

今は荷物があちこちに分散している。トピークのトップチューブバッグは脚に当たるし、デイバッグやウエストバッグは煩わしい。

1.のスマホはいいとしても、2.3.4.5.は一箇所にまとめたいといつも考えていた。

荷物を身に着けないとなると、自転車にバッグを取り付けて手荷物を全部収納するしかない。

どんなバッグを使うか・・・

  • フロントバッグ・・・ブレーキワイヤーが邪魔になる。
  • リアキャリア+バッグ・・・重くなる
  • 大き目のサドルバッグ・・・いいと思うんだけどテールライトの取り付けに不安がある。せっかく明るいテールライトを装着しているので、ちゃんと真後ろに固定したい。サドルバッグにするとテールライトの被視認性が現在より低下してしまう。

で、いろいろと調べた挙句、大き目のフレームバッグを購入することにした。

JANDD(ジャンド)フレームパックを装着

僕が選んだのはJANDD(ジャンド)のフレームバッグ。JANDDはアメリカのメーカーで日本国内ではあまり知られていない。僕もGoogleの画像検索で知った。

このバッグを使っている人の手記もほとんどなくて、評判がわからないまま買った。いくつかの自転車ショップのブログにはこのバッグの紹介記事があるけど、まったく役に立たない。欠点があっても書くわけないもんね。

さて、このバッグは正式にはJANDDフレームパックという。バッグじゃなくてパックなんだって。

ちなみに、黒色を選んだのは地味で、目立たないから。基本的にバッグはいつも自転車に付けっぱなしにする。だから、目立たないほうがいい。自転車から離れるときは、貴重品は持ち歩くようにしているから、バッグの中身は工具やチューブ、バッテリーくらいしか残っていない。それでも、よからぬ輩に漁られる可能性はある。だから目立たない色にしたんだ。

ディテールはどうか

デザインは平凡で、ただの隙間バッグです、といった感じ。値段相当のクオリティーはないと感じた。持った感じは軽いのでこれはいいね。

バッグの生地は少しゴワゴワっとしている。でも、ヘビーデューティという感じではない。底は二重になっているけどね。生地は丈夫で軽量なデュポンコーデュラナイロンでヨットのセイルにも使用されているボンド糸で縫製されているそうな。 内面にはHydrothane防水加工が施されている。パッと見は100円ショップのバッグに毛が生えた程度の質感だけど、化学繊維というのは見た目ではわからないね。

左右に大きなファスナーがあり、右側がメインポケット。左側は薄いものを入れるポケットといった感じになる。バッグの厚みは5センチだ。ファスナーもダブルになっているので、開け方の自由度も高い。ファスナー部分にカサが付いているのもいいね。

実際に取り付けてみた。

どうだろう、ぴったりだよね。この状態を想定して買ったんだけど、思ったとおりになった。

Jandd フレームバッグ

固定はベログロテープで行う。リアブレーキケーブルが邪魔になるけど、動きに影響はないようだ。

フィット感はなかなかいい。フレーム三角にきれいに納まる。よかった。ボトルケージのペットボトルともギリギリ干渉しない。ただし、以前に照会した片手飲み用キャップは取り付けられなくなった。

バッグの底面が水平になっているだろ。これも想定どおり。

手荷物を収納してみる

実際に荷物を詰めてみた。(スマホはハンドルに取り付けている。)

右側のメインポケットにモバイルバッテリー、工具、軍手、予備チューブ、タイヤレバー、パンク修理キット、ポケッタブルデイバッグを入れてみた。

Jandd フレームバッグ

うーん、想像していたよりも容量は小さいと感じた。厚みもなく形状が変則的なので物の納まりが悪い。容量3Lだそうだけど、有効に使えないんだよね。これでほぼ満杯状態。やっぱモバイルバッテリーはでかいな・・・

左側のポケットに財布、タバコ、ライター、鍵を入れてみた。”押し込んだ”というのが正解かな。本来、ここは薄いもの専用。でも、財布やタバコはここに押し込むしかない。ぐいぐい押し込みながら他の荷物との位置調整をして何とか入った。

Jandd フレームバッグ

とりあえず、手荷物は全部収納できた。でももう一杯になっちゃった。後はハンカチくらいなら入るかな。もうちょっと余裕ができると思ったのに残念だ。

上から見るとこんな感じ。手荷物収納状態。

Jandd フレームバッグ

乗ってみた

手荷物を詰め込んだJANDDのフレームパックを装着してポタリングしたがなかなかよかったよ。バッグが揺れることもないし、脚への干渉もない。

体に荷物を背負わなくて済むのはなんと解放的なことか。やっぱポタリングは手ぶら感覚の方がいいね。

結論

取り付けは問題なかったし、手荷物もぜんぶバッグ収納できた点はでよかった。お洒落とはいいがたいデザインだし、耐久性も未知だけどね。

しかし、出先で荷物が増えてももう空きスペースが一切ない。単行本一冊も入らない。ポケッタブルデイバッグで対応すればいいけど、単行本一冊のためにデイバッグ使うと中身スカスカで空気背負っているみたい。

と、まあこんなことでも、自分が人柱となりレポートすれば誰かの役に立つんじゃないかな。こういうバッグを探している人が少なからずいるだろうからね。参考になるかな?

コメント

  1. メタルキング より:

    このフレームバッグ、上から見ると結構スリムでペダリングには影響少なそうでよいすね。
    私は工具類はサドルバッグ、その他はデイバッグに背負っています。デイバッグの中身は軽いんですがそれでも長時間背負っていると疲れが早いような…
    ホント、収納場所って悩ましいですよねー。

  2. the_world より:

    こんにちは。
    スリムなんですけどこういう形なんでそれほどたくさん入らないんですよね。
    でも、荷物を身に付けなくて済むので気分が軽くなりました。