自転車に乗るようになってから、自転車に関する本・雑誌を読むようになった。面白い本もあったしそうでない本もあった。
今回は、自転車ツーキニスト 疋田 智 著を紹介しよう。
自転車ツーキニスト (知恵の森文庫 c ひ 2-1)
「自転車通勤で行こう」改題
これはとてもよい本だよ。「ツーキニスト」という言葉自体は好きじゃないけど内容はとてもよい。
別に、自転車通勤のノウハウ本というわけじゃなくて、自転車を通じて社会を見ること、人を見ることを考えさせる本だと思う。
著者の疋田 智氏は今では自転車業界では超有名人で、著書も沢山あるけど、これは初期の本だね。
僕は本のタイトルから自転車通勤の本かな、と思って買ったんだけど、自転車通勤を始めて気づいたことや、失敗談に留まらず、自転車を通じて知り合った人々とのエピソード、自転車の楽しみ、走り方、そして交通の中での自転車の立場などがとても中立的な立場で書かれている。よい本だよ。
雨に濡れてラブホテルに泊まったエピソードには笑ってしまった。
でも、ツーキニストという言葉は好きじゃない。あと、ジテツウって言葉も好きじゃないなあ。
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