高校時代の自転車の思い出2

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高校時代の自転車の思い出をもう一つ。

高校時代、僕は自転車+電車通学をしていた。

自宅から最寄り駅までは自転車で2~3分だった。でも、僕は高校時代は水泳スクールに通っていて、週3回、朝は水泳スクールの近くにある駅まで30分かけて自転車で行き、そこから電車に乗り学校に行った。学校の帰りはその駅で降りてスクールで水泳の練習をし、また30分自転車を漕いで家まで帰った。

この自転車での行き帰りがとても楽しかった。

当時の僕の相棒は、ウォークマン。素晴らしい発明だよね。日本の技術は素晴らしいって思ったもん。自転車での行き帰りは小さなヘッドフォンを頭にかけて、ウォークマンを腰ベルトにつけて走っていた。

今じゃ、ヘッドフォン付けて自転車に乗ることはご法度だけど、当時は危ないなんていう意識もなかったなあ。のどかな時代。

操作も慣れたものでボリューム調整も早送り巻き戻しもブラインドッタッチ。今のスマホじゃこうはいくまい。

好きな音楽をテープにダビングして、行きはA面、帰りはB面を聴くんだ。30分の行程だから片面ずつ聴くには丁度いい時間なんだな。いつも寝る前にウォークマンにカセットをセットする。「どのカセット持って行こうかなー」って考えるものまた楽しい。

行きの道は登り坂が多く、ハアハアいいながら走っていた記憶があるけど、逆に帰りは下りが多くなるので楽だし、音楽のリズムに乗って、ペダルを漕ぐリズムも速くなる。調子に乗ってすっころんだこともある。

ヘッドフォンをかけていると自分の世界に浸れる感じがした。夜の寂しい道を一人で歌いながら自転車を漕いでいたっけ。なんだかそれがとても楽しかった。

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