さらなる被視認性向上のために
さて、クロスバイクのデイライト計画は前回のヘッドライトの強化で一旦は納得ができる形になった。
ヘッドライトは昼間でもギラギラと相当明るく、長時間点灯が可能だ。
テールランプもオート機能が便利でかつ長時間点灯が可能。
これで納得したはずなんだけど、早くもテールライトももう少し明るいほうが昼間でも目立つのに、と思い始めた・・・
装着しているテールライトはキャットアイTL-LD570Rリフレックスオートで、点滅方法に工夫があるものの、明るさはもう少しパンチが欲しい。
明るい自転車用テールライトを探して
明るいテールライトを探してネットを色々検索してみると、こんなサイトが。
Review of the Best Bicycle Tail Lights in 2012
テールライトの明るさを比較している。
これを見るとTL-LD570Rリフレックスオートは大して明るくないことがわかる。世の中にはもっと明るいテールライトがあるらしい。
この中で一番明るいのはCygoliteのHotshot(ホットショット)。スポット配光らしいが相当明るいようだ。電源はリチウムイオン電池でミニUSB端子で充電するもの。
ふむ、これなら出先で電池が切れても、ヘッドライト用のモバイルバッテリーで充電しながら使えるんじゃないか?
僕がヘッドライトの電源として使っているモバイルバッテリーAnker PowerCore 15600はUSB端子が2つあるので、ヘッドライトとテールライトに同時給電できるはず。
せっかくの大容量モバイルバッテリーなので活用しないともったいないからね。
国内では売っていない・・・
でも、このホットショット、国内での正式な取り扱いはなく日本のアマゾンでも売っていない。
アメリカアマゾンでは・・・売ってるぞ。ポチッと。日本までの送料込みで4,040円なり。
CygoliteのHotshot(ホットショット)を購入
ということで2週間後に到着。
さっそく点けてみる。これは明るいわ~。
配光はやはりスポット的で、真横から見ると明るくないけど、正面から見ると強烈に明るい。直視すると本当に目がやられそう。妻に見せびらかしたら「やめて!」と怒られた。左右30度くらいまでならかなり目立つ。後ろから車が近づいてくる、というシーンではかなりアピールできると思う。
CygoliteのHotshot(ホットショット)の機能
機能はなかなか優れている。モードが6種類あって、点灯モード(常灯1種)の場合は明るさが調整でき、点滅モード(パターン違いで5種)の場合は、点滅の速さが調整できる。まあ、僕が使うのは普通の点滅(シングルフラッシュ=一定間隔の点滅)だから6モードも必要ないけどね。点滅スピードを中間くらいに設定すればフル充電でたぶん50時間くらい持つだろう。しかも、リチウムイオン電池の特性なのか電池切れまで明るさはほぼ一定を保ってくれるようだ。内蔵バッテリーでこれだけ持続するなら出先でモバイルバッテリーを使う機会はほとんどないかもしれないな。
6モードの内訳はこんな感じ。
モード | 持続時間(フル充電時) | 調整 |
ステディ(点灯) | 4.5~500時間 | 明るさ |
ズーム(ゆっくり明暗) | 12時間~29時間 | スピード |
トリプルフラッシュ | 120時間~320時間 | スピード |
シングルフラッシュ(普通の点滅) | 28時間~120時間 | スピード |
ランダムフラッシュ(不規則な点滅) | 26時間~110時間 | スピード |
ステディパルス(点灯+点滅) | 20時間~22時間 | スピード |
取り付け用のステーはシートポスト用とシートレール用が付属する。ステーを使わずにベルトに引っ掛けて使うことも可能だ。
スポット配光なので、取り付け角度には気を使いたいところ。
CygoliteのHotshot(ホットショット)の細部を見る
ホットショットの細部を紹介する。
発光部分はクリアレンズになっており、周りは赤いプラスティックのカバー。これでちゃんと赤く光る。赤色LEDってこと。
発光部の下にボタンが2つ。左がON/OFF兼モード切り替えスイッチ。右が調整スイッチ。調整スイッチは長押しして明るさや点滅スピードを変化させる。
本体下部にミニUSB端子。ゴムカバーのを外すとコネクタが現れる。充電時に使用する。
裏側。3つの+ネジで本体(黒いプラ)とカバー(赤いプラ)が固定されている。(ネジは1回分解しただけでネジ山が舐めそう・・・)ゴムパッキンが使用されているので多少の雨なら大丈夫そうだ。
本体のみでもベルトなどに固定ができる。
取り付け部品。シートポスト用とシートステイ用
明るさを比較してみる
他のテールライトと明るさを比較してみた。
写真左からのホットショット、KNOG(ノグ) STROBE 1LED REAR、キャットアイTL-LD570Rリフレックスオート、INFINI(インフィニ) ビスタ I-401。いつの間にか4つも・・・・。ホットショットは一番明るい状態にセットしてある。
どうだろうか。明らかにホットショットが明るいことがわかる。INFINIも明るく見えるが裸眼で見るとホットショットはレベルが違う。
ミニUSB端子は充電用
このホットショットはリチウムイオン電池を内蔵しており、ミニUSB端子を介して充電する。
まず、消灯状態にして電流チェッカーで充電時の電圧・電流を測ってみると、約5V・250mAhが流れていた。フル充電に要する時間は3時間らしい。
次に、点灯・点滅させながら充電できるか試してみると問題なく使用できた。この時の電流も250mAhで変化なし。
この結果から、ミニUSB端子はあくまで内蔵電池の充電用であり、点灯・点滅は内蔵電池で行う、ということかな。
CygoliteのHotshot(ホットショット)のバリエーション
僕が購入したのは、ホットショットの初期型?なんだと思う。Cygolite公式サイト(重い)を見ると現在では明るさ、ワイド・スポット配光、モード数、持続時間が違うホットショットPro80、50、30というバリエーションで展開されているようだ。現在の50が僕の買った物に相当するのかな。
次はクロスバイクに装着
さて、ホットショットの明るさはわかったので、今度の休日には装着した状態で明るさを確認してみることにするよ。夜間の明るさは言わずもがなだから、昼間どれだけ目立つだろうか。期待したいね。
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