京都橘高校吹奏楽部(KT)動画のお気に入りシーンを紹介するシリーズ。こんなネタはたくさんある。
奇声を上げる
KTは演奏中、時々奇声を上げる。ステージでのパフォーマンスの時もパレードの時も。
代表的なのは“SingSingSing”演奏中、“キャー”と叫びながらフォーメーションを変える。ちょっと強引な場面展開って感じだ。突然キャーって叫ぶので、最初は驚くけど慣れてしまえば、楽しそうじゃんって思う。
僕が超好きなのは、パレード中サンバの曲で行う奇声だ。これは”SingSingSing”の時のように、冷静に叫ぶのではなく、もう“馬鹿かこいつら”って言うようなキャーの声。
手をひらひらさせて跳ねながら叫ぶので、いっそう馬鹿っぽさが際立つ。それも100人全員でだ。これは通報されても文句は言えない。踊る阿呆に見る阿呆って言う奴だ。痴漢に尻を触られた時にこう叫べって指導されているのかもしれない。
沿道で見ていた人は、突然奇声が聞こえるので「何だ?何だ?」と注目する。スマホいじっていた人も、お店で買い物していた人も、「え?どうしたの?」と振り向く。そう、これ強制的にパレードに注目させるためのキャーなのだ。なんという力技。
この強引さが大好きだ。
この奇声は、最近の“Tristeza(トリステーザ)”、“Festa do Interior(恋のカーニバル)”で見られる。“FireBall”でも奇声を上げていた時もあるし、もっと前のサンバでもやっていたみたいだ。最近のやつほど馬鹿っぽさが増しているような気がする。とてもいいことだよ。
【参考動画 曲名”Tristeza”】
京都橘高校吹奏楽部 2018京都さくらパレード 街頭パレード Kyoto Tachibana SHS Band
by 慶次郎前田
これ、商店街でやると実にいいんだよ。アーケードにこだまする奇声がね。そりゃ外国人観光客驚くわ。
逆に、ブルーメの丘のパレードだと、「あ、こんな美しい場所で、小さな子どものいる前で、あの狂ったような叫び声を上げて大丈夫なのかな?」と心配になる。
でもね、これほんと好きなんだ。部員さんは恥ずかしさを殺してやってるんだと思うけど、KTの伝統として、がんばって続けて欲しい。
歌い出す
他のバンドの事はよく知らないんだけど、KTの演奏見てると、突然歌い出す場面がある。ディズニーの曲のときかな。
吹奏楽の演奏とばかり思って気を抜いていると「え、歌うのかよ?」となる。
笑顔で歌う表情は楽しそうなんだけど、男子部員はちょっと恥ずかしいだろな。でもまあいいよ、高校生っぽくていい。
歌じゃないけど、”FireBall”では途中で「チキニャンチキニャンなんちゃら」って言いながら、お尻をプリプリするのが好きだ。
【参考動画 曲名”FireBall”】
京都橘S.H.S. BAND「2018楽器フェア」マーチングパフォーマンス
by Marschtanz63
狙ってるよな~。オレンジミニスカの正装でこれをやられたら、どこまでもついていきたくなる。
正しい歌詞(英語)は調べればわかるんだけど、もはや「チキニャン」の呪文にしか聞こえない。彼らもあまり発音にこだわっていない。だって英語圏の動画閲覧者から、あれは何ていっているんでしょうか?ってコメントがあるくらいだから。これはこれでいい。歌詞は重要じゃない、ああいうしぐさが重要。
面白いよねえ。
コメント
はじめまして、ブログ楽しく拝見させていただきました
いいですねー「奇声」
私も大好きです。
いきなり金切り声が聞こえてきて「何事か!」と思うんですが、あれがKTらしさなんですよね。
ファイヤーボールの「チキニャン」の仕草も以前から可愛いと思っていました。私だけではないんですね。
振り付けが驚くほど巧みですね。
自分たちがどうやったら可愛く見えるか計算してますよ、きっと。
私もいい年のおっさんですがあの可愛さにやられてしまうのですから、彼らのほうが一枚も二枚も上手です。
まさにオレンジの悪魔たる所以ですね。
コメありがとうございます
「奇声」好き仲間がいて良かったです
あの壊れっぷりがいいんです
サンバ曲はダンスが激しいから、奇声は小休止的な意味があるかもしれませんけどね
演奏終るとハアハア苦しそうです、顔真っ赤ですから