人の表と裏

多分ほとんどの人は知らない事なのでここに書く必要ないのかな、と思ったけど、自分はすぐ忘れてしまう性格なので、こういう事実があったということだけは記録として残しておく。それに、相手は何らかのリアクションを期待してやったことだろうから、こちらも感想を書くことを遠慮することはないよな。

2020.01.26滋賀県立文化産業交流館で行われたフィールドアートMedia Mix2020における京都橘高校吹奏楽部（KT）の演奏を隠し撮りしてYouTubeにアップした人がいる。KTファンの僕は、KT関連動画をアップしている人のYouTubeチャンネルをいくつも登録している（20人くらい）。そうすると、新着動画がわかるようになるでしょ。

で7月25日、YouTubeを開いたら、意味のわからないタイトルの新着動画のサムネイルがあった。黒背景のサムネだった。確か「7月25日夜の11時（だったかな？）からプレミア公開」といった感じのタイトルになっていたと思う。さらに「すぐ消します」とも書いてあった。
なにこれ？
すごく違和感を感じた。タイトルには「京都橘」の文字はなかった。この動画主の過去動画を見てみるとKTの動画が多い。
「プレミア公開ってKTの動画かな？過去動画を編集したのかな？すぐ消さなくてもいいのに」なんて思いながら、一応観てみた。

動画が始まり、リアルタイムチャットで動画主は「我慢できなくなったので公開する」とか書いていたっけな。
僕は動画を見て驚いた。「あれ？これ１月のやつだ。これ撮影禁止だったよな。隠し撮り？」
チャットに参加していた人も、隠し撮りと判ったみたいで、どう反応したらいいか、困っているようだった。
この時のKTの演奏内容は僕のブログに書いてあるとおりだけど、それをずっと撮影していたのかなぁ。

当日、会場は満席。座席が小さいなぁと思ったくらいだから客同士の間隔も狭かった。撮影していれば周りの人にバレる思うけど、注意されなかったのだろうか。退場を命じられてもおかしくない行為。そこまでして撮影したい？
撮影禁止については会場でアナウンスがあったかどうか忘れた。たぶんあったんじゃないかな。当時のチケットには「撮影・録音・録画禁止」と記載があった。

この人のがこれまでにアップしてきた動画は、「上手い撮影者を見習って頑張って撮影しました」って感じで、特に変じゃなかった。なのに、どうして突然隠し撮り動画なんて姑息なものを公開したんだろうか。もしかして隠し撮りは今回が初めてじゃなかったりして？と疑ってしまう。

巷のKT動画にも良し悪しはあるけど、これは非常に悪い部類だ。
しかも、やり方がとても汚い。コピー動画をアップしてる馬鹿な外人が可愛らしく思える程だ。

隠し撮りし、それをYouTubeにアップした。動画タイトルにはあえて「京都橘」の文字を入れていない。検索逃れのためだろう。その上でプレミア公開を予告し人を集めた。で、時間限定で公開、すぐ消した。何がしたかったのだろう。
いつも動画にコメントを寄せるKTファン仲間に向けて公開したつもりなのかもしれないが、仲間じゃない僕でも普通に見られる環境で公開した。
「みんな喜んでくれるかな」「貴重映像を公開したことで、一目置かれるかな」と思ったんだろうか。
今年はイベントが全部中止になった。だから隠し撮りした動画をこっそり公開すれば、喜ばれると思ったんだろうか。

自制が利かない人っているんだな、と思った。「我慢できなくなった」っていうのは自分には理解できない。

考えが浅すぎる。

僕にしたって、今回の件を黙っていればいいのに、こうやってブログに書くなんてずいぶん性格は悪いと思う。
でも、隠し撮りする人だというレッテルだけは貼っておきたかったんだ。